駐車場スペースを設けたいけどどんな種類があるのだろう!?
どんなデザインがあるのだろう!?
失敗しない為には!?
このような事で迷った事がある方いらっしゃいませんか?または今現在、迷わられている方いらっしゃいませんか?
今回は、そんな駐車スペース外構のあれこれを解説して行きたいと思います!
少しでも皆様のお力に添えたら幸いです👷♂️🔨
駐車場の床仕様について
駐車場の床は、重たい自動車が出入りする為、十分な強度を備えている必要があります。強度等不備があり工事のやり直し、、、なんて事を防ぐためにも、駐車場の床の仕様はよく考え、選定しなければなりません。また、駐車場は敷地の入口部分にあることが多く、デザイン性が求められる場所です。
それではいくつかの仕様を比較していきたいと思います。
剥き出し(土のまま) |
コスト面では群を抜いて一番費用がかからない。ただ水たまりができやすい為、車や足元が汚れてしまう等のデメリットも多数。景観もあまり良くない。 |
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砂利 | 費用が比較的抑えられ、施工期間も短いので手軽に済ませたい方にオススメ。 ただ雑草や石の散らばり・継ぎ足し、雪かきがしづらい等メンテナンス面では意外と手間が掛かり、考慮が必要。 |
芝生 | 緑の外観が良く雰囲気も良好。夏場の照り返しなども少ないので表面温度が上がりづらかったり、雨水が排水されやすいなどのメリットもあります。ただタイヤが乗る箇所等は芝生が枯れやすく、初期費用も掛かりやすい。 |
インターロッキング |
デザイン性が高く、レンガの色や形などは豊富な種類から選べる為、自分好みのオシャレな駐車場を作れる。しかしその分費用と施工期間がかかる他、割れやすいなどのデメリットもある。 |
アスファルト | 養生期間が短くすぐに使い始められる点がメリット。また水はけも良いため排水性は優れていますが、熱などにはめっぽう弱いため劣化しやすい。長期的に使うのであればメンテナンス費用なども考える必要が出てくる。 |
コンクリート | 頑丈で抜群に耐久性が強く、雑草も生えにくいのでメンテナンスも簡単。汚れも簡単なものであればブラシや高圧洗浄機で落ちやすい。見た目もシンプルで良好。ただ費用が高額になりやすい。 |
上記を踏まえてオシャレ、耐久性、メンテナンスを考慮すると費用が他と比べて高いですが、コンクリートがいいですね!
何か特別なこだわり等がなければコンクリートがオススメです!
コンクリートにする際の節約方法💴
コンクリートにする際、駐車場全面をコンクリートにするのもいいですが、それでは価格的にも上がってしまい、個人差にもよりますが少し物寂しい感じになってしまう事があります。そこで他の仕様と組み合わせる事で物寂しい感じや、全面よりも価格も抑える事ができます。
コンクリート打設の際、約1万円/㎡(生コンの価格は変動が生じます)となり普通車1台分の必要面積は6m×3m=18㎡となり、1台で約18万円必要となります。(コンクリートの中に入れるワイヤーメッシュ筋の手間や残土処分その他手間を除く)
例)
・タイヤの乗る部分だけをコンクリートにし、その他を芝生や植栽(地被類)、砂利にする
・スリット(目地)を多く設け、スリット内を芝生や植栽(地被類)、砂利にする
その他のコストを下げる方法としてはコンクリート(生コンを打設)ではなく、コンクリート平板を使用する事です。(コンクリート平板とはコンクリートを板状に固めた既製品)
コンクリートは様々な素材と合うので金額とスタイルを検討し、納得のいくものを選択していただけたらと思います!
コンクリートの種類については以前に作成したものがあるので参照をお願いします。
👇check👇
『土間コンクリートの仕上げ種類』
https://www.cocoroex.com/column/1549/
駐車場の入口部分🚘
敷地と外部を区切る為や、車の盗難等のリスクを避ける為に、駐車場の出入り口にゲート等設置しておくといいかもしれません。敷地と外部を区切る物は大きく分けて主にチェーン・ゲート・シャッターの3種類です。それぞれの特徴について少し紹介したいと思います。
チェーン |
チェーンにはチェーンをつける柱ごと移動できる簡易的な物等ありますが、今回は埋め込み式の物でご紹介致します。埋め込み式チェーンポールとは、地面に穴を開けて、ポールを収納する筒を埋め込んで設置します。その為、面積の狭い駐車場や幅の狭い箇所にも設置可能です。 デメリットとしては収納途中で動かなくなった、収納されたまま取り出せなくなった等の故障トラブルも数多く報告されています。 |
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ゲート |
ゲートにも様々な種類がありますが、今回は跳ね上げ門扉(アップゲート)にてご紹介致します。跳ね上げ門扉とは扉部分が上部に(円を描くように回転しながら)移動する門扉です。 多少の道路の傾斜であれば、問題なく設置ができる。また電動タイプであれば、車に乗ったまま上げ下げができる デメリットとしては、サイズバリエーションが少なく、手動の場合は雨の日などの上げ下げが面倒であったり、車のサイズやカーポートの種類によっては、干渉してしまう恐れがあります。 |
シャッター |
基本的には電動か手動がありますが、今回は電動にてご紹介致します。電動シャッターとはリモコン操作をすることで、自動で開閉を行うことができる機械が入ったシャッターのことをいいます。 電動な為、リモコン一つで開閉できる手軽さがあり、非常に楽です。 デメリットとしてはの初期設置の費用が、シャッター本体の価格と、電気配線工事の費用分がある為、比較的高価となります。また、設置後も故障した際に修理費がかかることになります。 |
カーポートについて
床、門となれば残りは屋根ですね!!
屋根タイプには種類があり、オープンタイプ、カーポートタイプ、ガレージタイプの3種類があります。
オープンタイプ |
屋根等は設置せず、地面だけをコンクリート等で舗装します。 屋根等設置する必要がない為、最も費用を抑えられます。ただし、雨等にさらされてしまい車が汚れてしまいます。また、日差しが強い時には、車が熱を持ってしまいます。 敷地面積が狭いく、費用をできるだけ抑えたいという場合にはオープンタイプの駐車場がオススメです。 |
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ガレージタイプ |
屋根と壁、そしてシャッターで囲われている為、雨風、日差しなどを防ぐことができ、車が盗難されてしまうリスクも大きく減らせます。さらに空いたスペースがあれば、ちょっとした作業スペース等として使うこともできます。 ただし今回紹介したタイプの中で、比較的に敷地面積を必要とし、費用も高いです。 |
カーポートについては以前まとめた記事がいくつかありますので参照をよろしくお願い致します!
👇check👇
『こんなお悩みはカーポートがお勧め』
https://www.cocoroex.com/column/19245/
『どんなときに必要になる?カーポートのメリットとデメリットをご紹介』
https://www.cocoroex.com/column/1851/
『カーポートの選び方とは?サイズやデザインなどの種類と選び方をご紹介』
https://www.cocoroex.com/column/1849/
まとめ
外構は生活の質を左右し、日々の暮らしに欠かせないものです。工事の要素はたくさんありますが、どんな生活をしたいのかイメージし見極める事が大切です。
その上で、専門の業者さんに相談してみましょう。
エクステリア商品はどれも簡単に買える物ではない為、充分に検討して頂いた方が最善だと思います。
皆さまのエクステリアライフがファンタスティックで豊かなものとなりますよう、お祈りしております。
株式会社心エクステリアデザインでは外構工事のご相談承っております。
お気軽にお問い合わせ下さい。
この記事の執筆、監修は… 株式会社心エクステリアデザインの工事担当吉澤です。 外構については学ぶことが多く、少しずつ成長を感じながら、やりがいを持って働いています。 皆さんの力になれるよう努めていきたいです。 |
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