ライフスタイル

カーポート

 

「カーポート」とは車庫やガレージと違い、壁はなく柱と屋根だけによる簡易的な車庫をいいます。壁がないなら横から吹き付ける雨風に弱く意味がないのではないかと思われがちですが、カーポートがあるのとないのではまったく違います。カーポートがあればしっかり雨や汚れから車を守ることができます。

また紫外線の差し込みを少なくし真夏の炎天下からも車を守ってくれます。車の中はプラスチックが多く使われており、紫外線が降り注ぐとそのプラスチック部分は劣化していきます。さらに真夏には特に注意しなければなりません。あるデータによると真夏のダッシュボードは80℃近くになることがあります。これは車にさまざまな不具合を引き起こし交通事故にもつながりかねない恐ろしい事態です。ですがカーポートがあれば、真夏の紫外線による被害を最小限に抑えてくれます。

冬には雪からも車を守ってくれます。寒い朝の雪かきは辛いものですし、凍結してしまうと暖房で溶かすまでに時間がかかります。ですがカーポートがあればこのような辛い作業と手間を省くことができます。

テラス・ウッドデッキ

 

「テラス」はリビングからお庭に出る際などの1階の室内から外に出る所にある、地面より少し高くなっている部分です。窓などで室内とつながっているので、洗濯物を干すときや庭仕事をするとき、また広いテラスであれば椅子やテーブルを置いて、お子さんがお庭で遊んでいるのを見守ることができます。またお茶や食事で家族団欒を楽しむご家庭も多いようです。素材はタイルが多く好まれます。

「ウッドデッキ」は木製のテラスのことです。タイルなどの素材と違って自然ならではの味わいが魅力です。天然木なので定期的なメンテナンスが必要となりますが、耐候性や耐腐朽性、防蟻性、耐菌性などに秀でた天然木もあり、アウトドアの雰囲気が楽しめると人気です。

目隠しフェンス

 

夢のマイホームを建てたもののご近所さんの目が気になってリビングでくつろげない、ガーデニングをしたいけど庭へなかなか出られないとお困りではありませんか。そんなときは目隠しフェンスがおすすめです。ご近所さんの視線を遮り、ストレスを減らして生活することができます。お庭で洗濯物を干しやすくなり、庭仕事も気兼ねなく楽しめます。またペットが敷地の外に出るのも防いでくれるなど、さまざまな用途で有効です。

門扉

 

「門扉」とは文字通り門の扉です。訪れる人や道行く人に対して第一印象を与える建物の顔となる重要な部分なので、訪問者をあたたかくお迎えできるよう建物全体と調和のとれた門扉にしたいものです。

素材にはいくつかの種類があり木目調のもの、鋳物、アルミ製のものなどがあります。耐久性に重点をおくのであればアルミ形材やアルミ鋳物鉄製のものがおすすめです。木目調のものも防腐処理をすることで耐久性を高めることができます。デザイン性を重視されるのであれば、洋風の建物には鋳物の門扉がよいでしょう。鉄製のものも重厚感あり輸入住宅などで好まれます。ナチュラル志向の方にはあたたかみのある木目調のものがおすすめです。

このほか内開きや外開き、引き戸タイプのもの、片開きや両開き、親子開きのものなどもあるので、フェンスや建物、お庭など全体とのバランスを考えながら門扉を選ぶとよいでしょう。

玄関アプローチ

 

「玄関アプローチ」とは門扉や敷地の境目から玄関に続く道のことをいいます。道路からの公共の空間から建物内への私的な空間を結ぶスペースとなります。

門扉に続き、訪問者には住む人の住宅や建物を印象づける大事な空間な空間となるので、見た目の落ち着きのよさ、センスのよい雰囲気なども気を配りたいものです。また夜の帰宅時を考えフットライトを設置すると怪我などの心配がなくなります。さらに注意していただきたいのは雨の日です。アプローチの素材によっては雨が降ると滑りやすく危険ですので、雨の日でも滑りにくい素材を選ぶと小さなお子さんやご高齢の方も安心して生活をすることができます。

デザイン性と機能性を両立させながら心地よく快適なアプローチを設えてください。

植栽

 

「植栽」とは庭やアプローチ、玄関ホールなどに草花や樹木を設えることです。
植栽をすることで緑のある安らぎの空間が生まれ、住宅がより心地よいものになるでしょう。また空間を広く見せる効果や目隠し効果としても有効です。お手入れにあまり手間のかからない植物もありますので、エクステリアの最後のポイントに植栽を加えてみてはいかがでしょうか。