どのようなデザインにするか・・・どこからきめる?

外構とは?

人にたとえると、”外見”ではないでしょうか。
(少しばかり強引かもしれませんが、やはりいろいろなお客様の声としてその要素は大きいです。)

自分はこういう風に見られたい。
自分は、こういう趣味があるということを匂わせたい。

などというとき、まずどうされますか?

自分に似合う服を買う前に、アクセサリーを買う前に、
自分に似合うお化粧をする前に。。。。

まずは、自分に一番似合う、若しくは心地の良い、
はたまた自分が良く映える素材や色などを見直しますよね。 

お金と時間を割いて完成したマイホームは”あなたそのもの”です。
マイホームをより機能的に、魅力的に演出をすることは、”あなたそのもの”を創り上げるのと同じことなのではないでしょうか? 

ご新居の外構をお考えのタイミングにある方々には、是非そのような気持ちで外構という”空間”と向き合っていただけたら、幸いでございます。 

 

そこで、いくつかヒントになるポイントを挙げてみましたのでご参考いただければと思います。

『新居も着工したし、そろそろ門構え(外構)なんかも考えなきゃ・・・』
『そろそろ新居の完成間近だけど、そういえばポストとか車庫土間とかどうしよう?』
という御施主様はまず、

「建物のテイスト」から特定してみましょう。
ここを軸に定めると、ぼんやりしていたイメージが随分とクッキリハッキリしてきますよ♪

たとえば・・・

ザックリとすれば”洋風?””和風?””一般的な普及型住宅?”

もう少し考察してみますと・・・

“洋風”の中にも、たとえば・・・
南仏風・スパニッシュ風・アメリカン・北欧風・・・などがあります。

“和風”の中では、思いっきり和建築を目指したものや、和モダンというカテゴリのものもあります。

“普及型の一般的な住宅”ですと、最近では上記の”シンプルモダン”を基調とした混在型が主流ですね。

さて、現在お建てになられているご新居はいかがでしょうか?

 

では、このような建物のテイストはどのように判断したらよいか。
外構にかかわるところでは、注目すべき箇所は限定されてきます。

大事な箇所は、ご新居の外壁、玄関扉、玄関ポーチタイル、サッシ枠等、外見からみられる部分の形状・素材色ですね。これらのパーツで、大方テイストが決まってきます。

  外壁:

   バルコニーや外壁の出隅にアクセントとなる外装材が張られていませんか?
   たとえば、このような御施主様がいらしゃいました。
   御施主様によりますと建物は”シンプルモダン”なカンジとのこと。
   しかしながら、外壁の出隅に張られているのは、レンガ調のサイディング・・・
   こうなると”純シンプルモダン”ではないコーディネートが必要になりますね。

  玄関扉:

   大体の住宅ではアプローチの正面に玄関扉が目に入ります。
   こちらのお色や素材、デザインも建物全体のイメージを左右します。

  ポーチタイル:

   やはり前述同様タイルも印象も大きく左右します。

  サッシ枠色:

    一般的に”洋風”住宅をお建てになられる方は”白色””茶系”を、
    モダン系を目指されているお施主様は”ステンカラー””シルバー系”を
    チョイスされているようです。

 

あれこれ書き込んでしまいましたが、『やっぱりよく分からない』という方は是非お気軽に外構業者にご相談ください。きっと客観的な良いアドバイスを得られると思います。

 

プランニングディレクター小田切裕子