乱形石を使って、外構に個性を出そう! 心エクステリアデザイン

 

みなさんは、「乱形石(らんけいせき)」をご存じでしょうか。

天然石を不規則な形に割った石材のことで、外構や庭づくりでよく使われます。

“乱れた形の石”という名のとおり、様々な形や色で、自然な風合いと高級感を演出することができます。

門周りやアプローチなど場所を選ばず、どんなデザインにも馴染む人気の素材です。

今回のコラムでは、乱形石についてみていきたいと思います。

 

 

🌿 乱形石とは

乱形石は、石材を一定の形にカットせず、自然の割れ目を生かしたランダムな形状で仕上げたものです。

外構では、アプローチ・テラス・門まわり・花壇の縁取りなど、平らな面をつくる部分に貼って使われます。

主な材質には以下のようなものがあります。

 

石の種類 特徴
天然大理石 明るい色合いで高級感がある。熱や酸に弱め。
砂岩 柔らかい質感とナチュラルな色味。ナチュラルガーデンに人気。
御影石(みかげいし) 硬く耐久性が高い。シックで上品な印象。
石英岩 白系・ピンク系が多く、光沢が美しい。耐久性も高い。

 

🌈 乱形石の魅力

自然石ならではの風合い

一枚一枚の模様や色味が異なり、唯一無二のデザインになります。

耐久性が高い

風雨や紫外線にも強く、長く美しさを保ちます。

高級感がある

重厚で落ち着いた印象を与え、住宅全体のグレードを上げます。

自由なデザイン性

貼り方次第で、洋風・和風どちらのテイストにも対応可能です。

 

 

🧱 乱形石の主な使い方

アプローチ

アプローチ(玄関までの通路)に乱形石を用いると、見た目の美しさだけでなく、機能的にも多くのメリットがあります。

高級感・自然な風合いが出る

乱形石は天然石を不規則な形に割った素材なので、自然の表情がそのままデザインになります
人工素材には出せない「質感」や「色の深み」があり、光の当たり方や濡れたときの色合いの変化も楽しめます。
また、洋風・和風どちらの外構にもなじみ、上品で落ち着いた印象を演出します。

デザインの自由度が高い

石の形やサイズを組み合わせながら貼るため、曲線的なアプローチにも対応しやすく、ランダムな模様で個性的なデザインを作ることができます。
また、規則的なタイル貼りよりも柔らかい印象に仕上がります。

耐久性に優れている

天然石は非常に硬く・摩耗に強い素材です。
人の通行や車の乗り入れにも耐えやすく、経年変化も「味」として楽しめる。
そのため、長期的に見てもコストパフォーマンスが高い素材といえます。

 

 

庭やテラス

乱形石は、「自然の風合い」と「耐久性・機能性」を両立できる万能素材です。
庭にもテラスにも使えて、外構全体の統一感を出しやすいのが魅力です。

自然と調和した空間になる

乱形石は天然素材のため、石の色味や質感が、植栽や芝生などとの相性が抜群です。
花壇の縁取りや小道(ガーデンアプローチ)に使うと、自然な雰囲気になります。
石の色合いがグリーンを引き立て、ナチュラルガーデンやロックガーデン、リゾート風ガーデンにもぴったりです。

雑草対策になる

土のままの庭はどうしても雑草が生えやすいですが、乱形石を貼れば雑草が生える面積を減らすことができます。
「草取りの手間を減らしつつ見栄えも良くする」実用的な対策です。

メンテナンスが楽

雨や泥はねで汚れても、水洗いで簡単にきれいになるのが乱形石の魅力。
砂利やウッドデッキよりも、汚れにくく長持ちします。

高級感とリゾート感を演出

乱形石の床仕上げは、ホテルやカフェのテラスのような雰囲気を出せます。
色彩により、印象や雰囲気か変わるので、個性や好みを反映しやすいといえます。

熱に強く、屋外でも劣化しにくい

コンクリートや木材と比べて紫外線・熱・水分に強いため、屋外テラスやバーベキュースペースにも安心して使えます。

 

 

 

門柱や花壇の周り

乱形石は、「全面に使う」よりも「部分的に使う」ことで映える素材でもあります。
門柱や花壇のまわりに使うと、家の外観をぐっと引き締めつつ、温かみのある外構に仕上がります。

高級感・存在感をプラス

門柱は家の「顔」ともいえる部分。
足元や背面に乱形石を貼ると、自然石の重厚感が加わり、印象がぐっと引き締まります。
シンプルな門柱でも高級感のあるエントランスに早変わり。
安定感とデザイン性の両立が可能です。

素材のコントラストでデザインに深み

塗り仕上げやタイル仕上げ、金物の門柱や門袖壁と質感の異なる乱形石を組み合わせると、素材のコントラストが生まれます。
より立体的で表情豊かなデザインになります。

ナチュラルで上品な縁取りに

花壇の縁や外周部を乱形石で仕上げると、植栽との調和がとても良くなります。
自然素材同士の組み合わせで、人工的になりすぎず柔らかい印象に。

使い方の例:

  • 花壇の立ち上がり部分に乱形石を貼る
  • 花壇の縁を乱形石で囲む(曲線にも対応しやすい)
  • 足元に乱形石を貼って、メンテナンスしやすく泥はね防止にも

経年変化も「味」になる

雨や日差しによって少しずつ色味が変化しても、天然石ならではの風合いとして楽しめます。
→ 数年経っても古びた印象にならず、むしろ庭の雰囲気になじみます。

  • ワンポイントとして使用すると、デザインのアクセントに。
  • 外壁やフェンスの素材とのコーディネートも楽しめます。

 

 

🎨 色選びのポイント

乱形石は「色」や「色の組み合わせ」で印象が大きく変わる素材です。

自然石ならではの色味の幅があり、明るく華やかにも、落ち着いて上品にも演出できるのが魅力です。

  • 建物の外壁色とトーンを合わせると全体がまとまりやすい。
  • 明るい石は広がり感、濃い石は引き締め効果があります。
  • 色を混ぜる場合は「同系色のグラデーション」で自然に見せるのがコツ。

 

🧩 色の組み合わせで変わる印象

組み合わせ 印象・効果
ベージュ × グレー 落ち着いたナチュラルモダン。どんな住宅にも合いやすい。
ホワイト × ピンク系 優しく可愛らしい印象。南欧風・ガーデン向け。
グレー × ブラック クールで洗練されたモダン外構。照明と合わせると高級感UP。
イエロー × ブラウン あたたかみと重厚感。木目や植栽と好相性。

 

 

 

 

⚒ 施工のポイント

石の厚みや大きさをバランスよく配置することが大切。

目地(石と石のすき間)は一定の幅を保つと美しく仕上がります。

下地をしっかり整えないと、浮きや割れの原因になることがあります。

 

 

🌳 こんな外構におすすめ

自然素材を活かしたナチュラルガーデン

石や植栽で構成するリゾート風のアプローチ

シンプルモダンの中にアクセントを加えたいデザイン

 

✨ まとめ

乱形石は、自然の美しさと機能性を兼ね備えた素材で、どんなシーンでも外構デザインが魅力的になります。

また、色味によって雰囲気が大きく変わり、明るい色は「やわらかく開放的な印象」、濃い色は「引き締まった高級感のある印象」など、住まいの個性をより一層引き立ててくれるでしょう。

お住まいのスタイルや理想のイメージに合わせて、ぜひぴったりの乱形石を選んでみてください。

乱形石を使ったエクステリアは、毎日の暮らしに「自然の美しさ」を感じさせてくれる空間になります。

 

 

 

 

株式会社心エクステリアデザインでは、外構工事のご相談を承っております。
お気軽にお問い合わせ下さい。

 


この記事の監修は…

株式会社心エクステリアデザインの営業および設計担当きよです。

植物と樹木造形に惹かれ、植木職人として研鑽を積んだのち、エクステリア業界に参入。  
日々の暮らしに欠かせないエクステリアを、機能的かつ装飾的観点から追求。
今の要望を叶えることはもちろん、将来を見据えた提案をしています。

 

伊藤 聖臣

この記事の執筆は…

株式会社心エクステリアデザインの事務およびウェブ担当ともです。           

マイホームの新築を機に、無関心だったエクステリアに興味を持つ。
身近に外構の設計や施工に接し、エクステリアの重要性に気づく。
心豊かな生活のために良質のエクステリアが欠かせないことを実感。         
エクステリアに関する情報を発信していきたいと考えています。