外構もバリアフリーで快適生活 心エクステリアデザイン

 

バリアフリーってなに?

バリアフリーとは、人々が生活していく上で、障壁(バリア)となるものを除去(フリー)するという意味です。
より快適に、自立した日常生活、社会生活を営むことができる社会を実現することが、バリアフリー化の意義と言えます。

近年高齢化が進み、手すりの設置、広い廊下幅の確保、段差の解消等がなされたバリアフリー住宅の需要が高まっています。
外構においても、バリアフリー化により、安全に外出できる環境の整備快適な生活の実現が可能です。
外構におけるバリアフリーは以下のようなものが挙げられます。

スロープ

手すり

通路の確保

リガーデン

照明

門扉

宅配ボックス

より快適で、自立した日常生活、社会生活を送るために、外構のバリアフリーについて考えてみましょう。

 

スロープ

段差をなくし、躓くことなく安全に通行できるようにするためにスロープを設置するのが、バリアフリー外構工事の代表的な事例です。

多くの場合、湿気や水害から家屋を守るため、道路面と建物玄関には高低差があり、階段が設けられています。
わずかの段差でも、足腰の弱った高齢者や車いすの方にとっては障壁となります。

そのため段差をなくし、スロープを設けることが望ましくなります。

スロープの設置には、注意も必要です。

もし車いすの通行を想定する場合には、道幅や角度が重要です。
道幅は1mを目安に、傾斜角度を5%(1m進んで5センチの高低差)以内にすることが基本となります。
また、脱輪を防ぐための縁石も考慮する必要があります。

雨に濡れても滑らない舗装にすることもポイントです。
デザイン性に優れ、滑りにくい床材もあるので、検討してみましょう。

 

【弊社施工例より】

横浜市神奈川区K様邸

〈施工前〉
将来の車いす利用の可能性に備えて、お庭をリフォーム。

〈施工後〉
掃き出し窓からの出入りを想定して、テラスを設置。
階段とスロープを併設。
手すりと張り出し屋根も安全の証。

横浜市港北区T様邸

〈施工前〉
高齢となるお母様のために駐車場をリフォーム。

〈施工後〉
お車2台分のスペースを確保しました。
駐車場から玄関までスロープが繋ぎます。
駐車場勾配もなくなり、安全性の高い駐車場が出来ました。

手すり

アプローチや外階段などに手すりを設置することにより、安定した歩行や階段の昇降が可能になります。

高齢者の転倒は、寝たきりになるリスクも高く、転倒予防にも手すりの設置は効果的です。

手すりの設置は、比較的安価で工期も短く済みます。

似たようなものでフェンスがありますが、転倒防止機能はないので、注意しましょう。

通路の確保

一般的な日本の住宅のアプローチ部分は狭く、人がひとり通れる幅しかない場合があります。

介助者が必要な場合や車いすの通行を考える場合には、周囲の不要になったものや障害になるものの整理が必要です。

玄関までのアプローチスペースや家の外周のスペースを確保しましょう。

コンクリートやインターロッキングなど、歩きやすい舗装に工夫することも大切です。

スロープ設置

アプローチ併用の駐車場

勝手口へもコンクリート打設

階段とスロープ

リガーデン

庭の植物や景石などは、生活に癒しや潤いを与えてくれるものです。

季節の花々や結実を楽しんだり、樹木の生長を見守ることは喜びでしょう。

しかし、美しい庭を保つには、手間がかかります。

庭の維持管理の負担を軽減するために、メンテナンス不要あるいはローメンテナンスの庭に作り変えることも外構のバリアフリー化と言えるでしょう。

「庭じまい」とも言われています。

【弊社施工例より】

横浜市青葉区R様

〈施工前〉

〈施工後〉
人工芝でグリーンを取り入れつつ、
植栽を楽しむスペースを最小限に。

横浜市青葉区N様邸

〈施工前〉

〈施工後〉
足元は平板と砂利敷き。
気になる視線は目隠しフェンスを設置。

照明

足元を明るくすることで、転倒防止になります。

照明は、防犯や安全性の向上につながります。

エクステリアライトには、ゲートライト、グランドライト、アップライト、ダウンライト、ウォールライト、ポールライト、ステップライトなどの種類があり、目的や設置場所、デザイン性などにより、選択することになります。

足元を明るくするのならグランドライトやポールライト、階段をおしゃれに照らすならステップライトがお勧めです。

人感センサーやタイマー点灯などの機能も考慮して、照明計画をたてましょう。

門扉

お住まいの顔とも言われる門扉は、防犯の役割を担っています。

そのため、重厚感や高級感のあるものを好まれる傾向にあります。

しかし重い門扉は開け閉めも負担になるため、思い切って門扉を撤去し、オープンエクステリアにする方もいらっしゃいます。

また、軽い力で簡単に開け閉めできる門扉や電動のカーゲートへ交換をすることで、バリアフリー化につながります。

また、間口が広くとれる引き戸タイプの門扉なら無理なく開閉ができ、車いすご利用の方にもお勧めです。

宅配ボックス

生活の快適性を高めるアイテムならば、宅配ボックスが挙げられます。

留守時に限らず、宅配ボックスに荷物を届けてもらえば、配達時に慌てる必要がありません。

最近は様々な種類の宅配ボックスがあり、デザインも豊富です。

 

まとめ

外構においても、バリアフリーを取り入れて、安心安全な生活を実現することができます。

スロープ手すりの設置は、代表的な一例です。

転倒防止に大いに役立ち、将来の備えにもなるでしょう。

また、管理負担軽減のためにお家周りを整理するだけでもバリアフリーに繋がります。

大きな工事をしなくても、照明宅配ボックスの設置、門扉の交換など、ちょっとした外構リフォームで快適な生活を手に入れることができます。

 

皆様のエクステリアライフがより良いものとなりますよう、お祈りしております。

 


株式会社心エクステリアデザインでは、外構工事のご相談を承っております。
お気軽にお問い合わせ下さい。

 


この記事の監修は…

株式会社心エクステリアデザインの営業および設計担当きよです。

植物と樹木造形に惹かれ、植木職人として研鑽を積んだのち、エクステリア業界に参入。  
日々の暮らしに欠かせないエクステリアを、機能的かつ装飾的観点から追求。
今の要望を叶えることはもちろん、将来を見据えた提案をしています。

 

伊藤 聖臣

この記事の執筆は…

株式会社心エクステリアデザインの事務およびウェブ担当ともです。           

一昨年、マイホームを新築。
それまでエクステリアに無関心だったが、身近に外構の設計や施工に接して、
心豊かな生活のために良質のエクステリアが欠かせないことを実感。         
エクステリアの重要性を発信していきたいと考えています。